2014年02月01日

茶葉旅 Vol.10 [Feb. 2014]

「ロイヤルミルクティーとチャイ」

 寒い冬になると飲みたくなる、からだがホッと温まる”ロイヤルミルクティー”。一般に手鍋で煮出して作る、牛乳をたっぷり使ったミルクティーのことを言います。じつは、ロイヤルミルクティーという言葉は、紅茶の本場イギリスの王室をイメージしてできた和製英語。外国では通じません。イギリスでは、煮出し式ミルクティーのことを”インディアンミルクティー”と呼びます。それはこの作り方がインドから伝わったからです。
 インドは、生産量、消費量ともに世界一の紅茶大国です。日常的に紅茶をたくさん飲みますが、最もポピュラーな飲み方が、この紅茶と牛乳を煮出すという方法。これをインドでは”チャイ”(Chai=本来は茶の意味)と呼んでいることから、日本でも現地に倣い、チャイと呼ぶことが増えてきました。
 オッと、本場インドのチャイにはスパイスが入ります。シナモン、クローブ、ナツメグ、カルダモン、ブラックペッパー、ジンジャーなどをミックスして、マサラ(ミックススパイスの意味)チャイにし、砂糖もたくさん入れて、家や路上で毎日何杯も飲むのです。
 チャイは、牛乳たっぷりの栄養効果と、紅茶とスパイスの薬理効果が相まって、エネルギー補給に最適な飲み物です。アツアツのチャイでからだをポカポカさせながら、寒い冬を乗り切りましょう!

◇旅先/チャイ編@(埼玉・東松山市)
◇紹介店/CAFÉトワトワト
 古くからあるモノを大切に扱う自然派カフェ。昔ながらの風情ある商店街の一角にあります。

文/青木寿彦
日本紅茶協会認定ティーインストラクター
日本茶業中央会認定日本茶インストラクター
中華人民共和国政府公認茶藝師
posted by cct at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 茶葉旅
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