2013年10月01日

茶葉旅 Vol.6 [Oct. 2013]

「紅茶ができるまで 〜The Journey from Leaf to Cup」

 スリランカの製茶工場の朝は早い。夜が明け、眠たい目をこすりながら、標高約1800メートルの高地にある、高級茶産地・ヌワラエリア随一の名園、ペドロ茶園へ。
 前日に茶摘み婦によって、手摘みされた生葉は、一晩かけて、香りを発揚させる萎凋(生葉をしおらせて水分を約半分にする)を行い、朝から揉捻機にかけて茶葉を揉み、発酵を促します。そして、適宜な発酵が済んだ茶葉は、乾燥機で熱風乾燥し、原茶となる荒茶が完成。仕上げに茶葉の形状・サイズ別にグレード分けを行い梱包します。ここまでが茶園の仕事です。
 製茶された茶葉は、この後、同国の中心都市・コロンボでティー・オークションにかけられます。大手紅茶メーカーの場合、落札した茶葉は、熟練したティー・テイスターによって鑑定され、ブレンドされた後、パッケージングされ、製品となって市場に流通するのです。
 茶園から、オークション会場、紅茶メーカーのテイスティング・ルームまで、すべてを見てまわることができ大満足!とくに、濃く淹れた茶液を口に含み、わずか1〜2秒で、何サンプルも続けて鑑定していくテイスターのスゴ技に、完全に脱帽の僕なのでした…。

◇旅先/スリランカ・そのA
◇紹介茶園:Pedro Tea Estate(Nuwara Eliya)

文/青木寿彦
日本紅茶協会認定ティーインストラクター
日本茶業中央会認定日本茶インストラクター
中華人民共和国政府公認茶藝師
posted by cct at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 茶葉旅
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